「検査で異常なし」と言われた過敏性腸症候群を解消。自律神経へのアプローチで、不安のない自由な毎日へ
監修者情報
この記事は、厚生労働省認可の国家資格（鍼灸師・柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師）を有する、浜崎鍼灸整骨院 院長 浜崎洋が執筆・監修しています。
「先生、今日も電車、各駅停車でしか来れませんでした…」
先月、初めて来院された30代の女性、佐藤さん（仮名）が、申し訳なさそうに呟いた言葉です。大阪市内のIT企業で働く彼女は、毎朝の御堂筋線での通勤が恐怖で仕方ないと言います。
「会議の前になると、必ずお腹が痛くなるんです。病院で内視鏡検査もしたのに『どこも悪くない』って。整腸剤をもらっても、全然変わらなくて…。もう、一生この体質と付き合っていくしかないんでしょうか？」
彼女の目には、諦めと不安が入り混じっていました。でも私は、その言葉を聞いて「いや、そんなことない」と確信したんです。なぜなら、彼女のお腹を触診した瞬間、氷のように冷たい内臓と、カチカチに固まった深層筋を感じ取ったから。
「佐藤さん、これは体質やないですよ。ちゃんと理由があるんです。一緒に、その理由を一つひとつ紐解いていきましょう」
そう伝えたとき、彼女の表情がほんの少し、明るくなったのを今でも覚えています。
大阪市にある当院には、過敏性腸症候群（IBS）でお悩みの方が、市内だけでなく関西全域から多く来院されます。「電車に乗るのが怖い」「仕事中に何度もトイレに駆け込んでしまう」「どこへ行くにもトイレの場所を確認してしまう」……。そんな切実な声を、私は何人も、何百人も聞いてきました。
私自身、三人の子を持つ親として、また災害ボランティアとして多くの方の人生に触れてきましたが、お腹の悩みは単なる体調不良ではなく、その方の「自由」を奪う大きな問題だと痛感しています。
病院で「ストレスですね」の一言で片付けられてしまい、行き場を失っていた患者様が、当院の施術を通じて「久しぶりに各駅停車じゃなく特急に乗れました！」と笑顔で報告してくださる。その瞬間が、私にとって何よりの喜びです。
なぜ、そんな変化が起きるのか。それは、過敏性腸症候群の本質が「お腹の病気」ではなく、脳と腸の連携（脳腸相関）が乱れた状態だからです。ストレスだけでなく、内臓の冷えや姿勢の崩れといった物理的な要因も絡み合い、腸が過敏に反応してしまう。
当院では、表面的な対症療法ではなく、深層の筋肉（インナーマッスル）や自律神経に直接アプローチすることで、「腸が安心できる身体環境」を整えていきます。その結果、薬に頼らずとも、お腹が落ち着き、外出の不安が消えていくのです。
この記事では、3000件以上の臨床経験を持つ私、浜崎が、過敏性腸症候群の本当の原因と、当院がどのように改善へ導くのかを詳しくお伝えします。
この記事を読んでわかること
- 過敏性腸症候群（IBS）の根本的な原因（脳腸相関と自律神経）
- なぜ病院の薬だけでは改善しにくいのか
- 当院独自の「インナーマッスル・トリートメント」が腹痛に効く理由
- 自宅でできる、お腹を落ち着かせるセルフケア方法
過敏性腸症候群（IBS）、こんなお悩みはありませんか？
- 通勤電車の中で急に腹痛に襲われ、途中下車を繰り返している
- 大事な会議やプレゼン前になると、決まってトイレが我慢できなくなる
- 下痢と便秘を繰り返し、いつもお腹にガスが溜まっている感じがする
- 病院で検査をしても「どこも悪くない」と言われ、途方に暮れている
- 「また痛くなるかも」という予期不安で、旅行や外出を楽しめない
「もう一生、この体質と付き合っていくしかない」と諦める前に、3000件の実績を持つ当院にお任せください。あなたの「伴走者」として、最後まで向き合います。
あわせて読みたい：下痢や腹痛を気にせず、過敏性腸症候群でもマクドナルドを楽しむための工夫
そもそも過敏性腸症候群（IBS）とは？
医学的な定義とメカニズム
過敏性腸症候群（IBS）は、血液検査や内視鏡検査では腸に炎症や潰瘍などの目に見える異常がないにもかかわらず、腹痛や便通異常が続く状態を指します。
腸は「第二の脳」とも呼ばれ、脳と腸は自律神経を通じて密接に連絡を取り合っています（脳腸相関）。過敏性腸症候群の方は、この脳と腸の連携が乱れ、腸が少しの刺激に対して「過敏」に反応してしまうようになっているのです。
この「脳腸相関」のメカニズムについては、日本消化器病学会のガイドラインでも詳しく解説されています。医学的にも認められた現象であり、決して「気のせい」ではないのです。
なぜ痛むのか？意外な3つの原因（自律神経・内臓の冷え・姿勢）
原因は一つではありません。ストレスだけでなく、以下の要素が複雑に絡み合っています。
- 自律神経の乱れ: 緊張（交感神経）が続くと腸の動きが不安定になります。
- 内臓の冷え: 表面は温かくても、深部が冷えていると腸の機能は低下します。
- 姿勢の崩れ: 猫背などで内臓が圧迫され、血流が悪化しているケースも多いです。
例えば、先日来院された30代の女性は、「お腹を触ると氷のように冷たい」状態でした。ご本人は「冷え性だとは思ってなかった」とおっしゃってましたが、実は表面は温かくても、内臓が冷え切っているケースは珍しくありません。
この「内臓の冷え」は、西洋医学の検査では見つかりにくいんです。でも、東洋医学的な視点で腹部を触診すると、はっきりと分かる。当院では、こうした「見えない冷え」も見逃さず、温める施術を組み合わせることで、腸の過敏さを根本から変えていきます。
放置するとどうなる？人生の選択肢を奪うリスク
「体質だから」と放置すると、外出そのものが恐怖となり、QOL（生活の質）が著しく低下します。
実際、当院に来られる前の患者様の多くが、こんな声を涙ながらに話されます。
あわせて読みたい：過敏性腸症候群ガス型がつらい時にできる生活改善と対策
「電車に乗れなくて、仕事を辞めました」
「友達の誘いを断り続けて、連絡が来なくなりました」
「旅行なんて、もう何年も行けてません」
お腹の痛みは、あなたの「人生の選択肢」まで奪ってしまうんです。
さらには、常に緊張状態が続くことで不眠や動悸、抑うつ状態といった二次的な自律神経症状を引き起こすリスクもあります。「たかがお腹の痛み」ではないんです。
でも、大丈夫。
ここまで読んでくださったあなたは、もう「諦めない」って決めたはず。一緒に、少しずつ前に進んでいきましょう。私は、あなたの「伴走者」として、最後まで向き合います。
病院・整骨院との決定的な違い
一般的な病院では「対症療法（下痢止めや整腸剤）」が中心です。もちろん急な痛みを抑えるには有効ですが、根本的な「腸の過敏さ」を変えるものではありません。
当院では、薬で抑えるのではなく、**「腸が過敏に反応しなくてもいい身体環境」**を整えることを目的としています。
浜崎鍼灸整骨院が過敏性腸症候群に強い「6つの理由」
1. 常に高いレベルの施術を受けることができる
私は57歳、この道30年以上のベテランです。担当がコロコロ変わることはありません。あなたの身体の変化をずっと見守り続けます。
2. 数種類の検査方法を用い、原因を特定するから改善が早い
当院では「姿勢解析ソフト」や「自律神経チェックソフト」を用い、客観的なデータに基づいた分析を行います。「なんとなく」ではなく、なぜあなたのお腹が痛むのかを科学的に解明します。
3. あなただけの「施術計画書」でゴールが見える
検査結果に基づき、改善までのステップを明確に提示します。ゴールが見えるからこそ、安心して通っていただけます。
4. 独自の「インナーマッスル・トリートメント」
鍼灸、マッサージ、整体を融合させた独自技術です。内臓を支配する神経にアプローチし、硬くなったお腹を深部から緩めます。
5. 4つの医療系国家資格による安心感
鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師の資格を保有。医学的根拠に基づいた安全な施術を提供します。
6. 地域だけでなく海外からも選ばれる「3000件超」の施術実績
豊富な臨床経験が、あなたの悩みを解決する最大の武器です。
喜びの声：「過敏性腸症候群が楽になりました！」
（大阪市在住・30代女性・事務職）
毎朝の通勤が地獄でしたが、施術を重ねるごとにお腹の張りが消え、今では予期不安もなくなりました。先生の「大丈夫ですよ」という言葉に救われました。
（吹田市在住・40代男性・営業職）
病院の薬を飲み続けても変わりませんでしたが、ここで自律神経を整えてもらってから、お腹がどっしり安定した感じがします。仕事に集中できるようになりました。
（大阪市在住・50代女性・主婦）
外食をすると必ず下していましたが、お腹の冷えを取ってもらってから、友達とのランチが怖くなくなりました。人生が明るくなりました
過敏性腸症候群FAQ
- Q1. 病院の検査で「異常なし」と言われたのに、なぜこんなに痛むのですか？
-
それが過敏性腸症候群の最も辛いところですよね。内視鏡などで見える「炎症」や「腫瘍」がないため、病院では異常なしとされます。しかし、実際には「腸の動き（蠕動運動）の異常」や「知覚過敏」が起きています。これは脳と腸を結ぶ「自律神経」の誤作動が原因。当院ではこの「神経の乱れ」を整えることで、数値には出ない痛みを根本から和らげます。
- Q2. ネットで「一生治らない」と見て絶望しています。本当に完治しますか？
-
ネットの情報で不安になりますよね。結論から言うと、「症状をコントロールし、日常生活に全く支障がない状態」にすることは十分に可能です。多くの患者様が、薬を手放し、各駅停車ではなく特急に乗れるようになっています。「体質だから」と諦める必要はありません。当院は、あなたが「お腹のことを忘れて過ごせる日」を取り戻すための伴走者です。
- Q3. 癌（がん）などの大きな病気が隠れている可能性はありませんか？
-
最も不安な点だと思います。急激な体重減少や血便、夜間眠っている間にも腹痛で目が覚めるといった症状（アラームサイン）がある場合は、一度専門医での精密検査を強く推奨します。逆に、それらのサインがなく、緊張時や外出時に症状が強まる場合はIBSの可能性が高いです。不安な場合は、当院へお越しいただいた際に見分け方のアドバイスもいたします。
- Q4.市販の下痢止めや整腸剤を飲み続けても大丈夫でしょうか？
-
短期的な「お守り」として使うのは否定しません。しかし、下痢止めは無理やり動きを止めるだけで、原因の解決にはなっていません。また、長期服用で腸が本来の動きを忘れてしまうリスクもあります。当院の目的は、「薬に頼らなくても、自分の力で腸をコントロールできる身体」に戻していくことです。
- Q5. 仕事のストレスが原因なのはわかっていますが、環境を変えるのは不可能です。それでも良くなりますか？
-
はい、大丈夫です。ストレスの源を消すのが難しくても、「ストレスに対する身体の反応（自律神経の過剰反応）」を鈍くすることはできます。施術によって副交感神経を優位にし、ストレスを受けても腸がパニックを起こさない「タフな身体」を作っていくのが、浜崎流のアプローチです。
ご自宅でできるセルフケア
今すぐできる簡単ケア
- 「足三里（あしさんり）」のツボ押し: 膝のお皿のすぐ下、外側のくぼみから指4本分下にあるツボです。胃腸の働きを整える万能のツボです。
- ゆっくり腹式呼吸: 5秒かけて鼻から吸い、10秒かけて口から吐きます。吐く時間を長くすることで、副交感神経が優位になり、腸の過緊張が和らぎます。
「また痛くなるかも」の不安を手放し、自由な毎日を取り戻すために｜過敏性腸症候群からの卒業
過敏性腸症候群は、決して「一生治らない病気」ではありません。お腹が痛くなるのには理由があり、それを一つひとつ紐解いていけば、身体は必ず応えてくれます。
トイレの場所を気にせず旅行に行く、会議で堂々と発言する、友達と思い切り食事を楽しむ。そんな当たり前だった日常を、あなたにも取り戻してほしい。私はそのための「伴走者」でありたいと思っています。
一人で悩まず、まずは一度、私に相談してみませんか？
（24時間受付中。あなたの勇気ある一歩を、私は全力で受け止めます。）
免責事項
※本記事の内容は、厚生労働省認可の国家資格者である浜崎洋の臨床経験と医学的知識に基づいて執筆されていますが、すべての患者様に同じ効果を保証するものではありません。症状の改善には個人差があります。具体的な診断や治療については、当院または専門医にご相談ください。
この記事の執筆・監修者
院名: 浜崎鍼灸整骨院
院長: 浜崎 洋
保有国家資格: 鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師
所在地: 大阪市
プロフィール: 子育ても一段落した、三児の父。24時間テレビ「愛は地球を救う」チャリティーマラソンにメディカルスタッフとして参加するなど、豊富な臨床経験を持つ。新聞・テレビ取材多数。趣味はラグビー、サイクリング、映画鑑賞など多岐にわたる。日々の地域活動にも積極的に参加しており、大規模災害時にはボランティアとして被災地支援に駆けつける一面も。モットーは「やり過ぎない」。