日本人に多い「たんぱく質不足」。表れやすい五つの兆候。

おはようございます。浜崎鍼灸整骨院・院長の浜崎 洋です。
今日は、「そんな事が原因なの?」とよく聞かれるたんぱく質の話をしたいと思います。

「たんぱく質」。
良く聞く名前だと思います。「良く知ってるよ」と思われる方も多いと思います。
だけど、今から挙げる症状、兆候もたんぱく質摂取と深い関係があるってご存じでしたか?
そんなたんぱく質の話です。
たんぱく質は、肉、魚、納豆、お豆腐、ヨーグルト、さまざまなものから摂取する事が出来ます。そして人間は、摂取カロリーの約10%をたんぱく質から摂取する必要があります。
たんぱく質は、皮膚、骨、筋肉、内臓などの健康な組織の機能に必要であるため、たんぱく質が不足すると、健康や免疫力に深刻な影響を及ぼします。
そして、日本人はたんぱく質の摂取量が低い傾向にあります。

今回は、低たんぱく状態で表れやすい五つの兆候と症状を紹介します。
むくみ
栄養失調、腎臓病、肝臓病などでは、血液中のたんぱく質濃度が低いためにむくみが生じます。たんぱく質は、血管内に塩分や水分を保持する働きがあります。具体的には、血液中のたんぱく質であるアルブミンの濃度が低下すると、体液の貯留が起こります。たんぱく質の不足によるむくみは、通常、、足首、下肢などの下肢に起こります。

②筋力の低下
たんぱく質の摂取量が少ないと、高齢者の筋力が低下し、身体能力が低下することが知られています。
筋力が低下することで「」「股関節」「手首・足首・指」関節に負担がかかり痛みを出したり、運動不足を招いて肥満や高血圧など生活習慣病を引き起こしたりしてしまいます。

③免疫力の低下
たんぱく質の化学組成は、窒素、炭素、水素、酸素からなる分子で構成されています。これらの化合物は正常な免疫機能に必要であり、たんぱく質が不足すると免疫機能が低下します。
コロナ禍やインフルエンザまだまだ注意が必要です。

骨折
適切な栄養は骨の発達を促進し、機械的ストレスから保護します。たんぱく質は筋肉だけでなく骨の状態も良好に保ちます。
加えて骨粗鬆症を予防するためには、適切なビタミンDとカルシウムの組み合わせが必要です。


摂食障害
たんぱく質の摂取不足は、様々な種類の摂食障害を引き起こすと言われています。
必要な食事が摂れない、必要以上に摂りすぎてしまう等、エネルギー摂取と代謝をコントロールできなくなってしまいます。
たんぱく質を多く摂ることで、糖質や脂質の摂取量が減って、満腹感や血糖値のコントロール力が上昇し、結果健康的に体重減少や生活習慣病のリスク減少が期待できます。

なかなか悩ましい症状ではないでしょうか?
なので、毎日少しずつでも構いません。
たんぱく質を注意して摂るように気を付けましょう。

元気祈ります。
ありがとうございます。

浜崎鍼灸整骨院
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