【顎関節症】【歯ぎしり】の意外な原因と改善方法

顎関節症で苦しむ人

「夜の食いしばり、歯ぎしりを何とかしたい」という顎関節症の方の相談が多いです。
マウスピースを作ったり、いろんな対策をしても、朝「顎が疲れてる」「痛い」等、毎朝の事なのでお悩みは深いようです。
今日は、来院された方に行なうアドバイスで、意外だけど効果的な方法をお伝えします。

それは、「夕食にはご飯をしっかり食べてね」というものです。
これをアドバイスすると「食いしばりとご飯?何の関係が?」と、必ず怪訝な表情が帰ってきます。
しかし、とても深い関係なのです。
「ご飯」すなわち炭水化物を摂らない状態で就寝すると、低血糖症に陥ります。
低血糖症とは、血糖値が70mg/dLを下回り、さまざまな不調を引き起こす病態です。
睡眠中に低血糖になっていたとしても、寝ているため、本人は低血糖状態に気づくことはありません。
しかし、からだは低血糖状態を認識して、睡眠中も対応しています。
低血糖はからだにとっては緊急事態であり、アドレナリンやノルアドレナリンを分泌して対応しようとします。
これらのホルモンが分泌されると、低血糖は解消されますが、交感神経優位となり、体に力が入ります。
肩や首に力が入れば、肩こり首コリを引き起こします。
また、顎の筋肉に力が入れば、歯ぎしりや食いしばりをしてしまうのです。

この説明をした後も、半信半疑もしくは怪しげな表情のままですが、
試してもらうと多くの方が「信じられへんけど、ホンマにマシやわ」と驚かれることが多いです。
これだけでも充分効果ありなのですが、第2、第3の方法もあるんです。それも簡単な方法です。
「ご飯作戦」で効果を感じれない方がいらっしゃいましたら、次の作戦をお伝えします。

夕食にご飯(炭水化物)を摂らない方増えてますよね。
それ、体にはすごくストレスになっていると思われます。
皆さんもご注意ください。

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